0歳のうちはまだお話の意味は分かっていなくても、
声のトーンや絵の色づかいにしっかり反応してくれます。
我が家でも、泣いていたのに本を開いた途端に笑ったり、
絵本のページをじっと見つめたりと、絵本を通して「伝わってるんだな」と感じる瞬間がたくさんありました。
この記事では、実際に0歳のうちに何度も読んで特に反応が良かったロングセラー絵本7冊をご紹介します。
どれも長年愛され続けている名作ですが、「赤ちゃんが喜ぶ理由」がある!と感じました。
0歳にロングセラー絵本がおすすめな理由
赤ちゃん向けの絵本は本当にたくさんありますが、
昔から読み継がれているロングセラー絵本には、共通点があります。
それは
- シンプルで、音やリズムが心地いいこと。
- 赤ちゃんが安心できる絵と構成になっていること。
「知育」というよりも、もっと原始的に“安心できる時間”を作ってくれる。
そんな絵本が多いのがロングセラーの魅力です。
最近の絵本も気になる方はこちら↓
我が家で何度も読んだ!ロングセラー絵本7選
あーんあん(せなけいこ)
泣いている赤ちゃんの気持ちに寄り添うお話。
「泣いてもいいんだよ」というメッセージがやさしくて、読んでいる親も救われます。
不思議な世界観ですが、言葉の響きが楽しいようで、10ヶ月の娘は何度も読んでほしいとせがんできます。「あーんあん」も言えるようになりました。
じゃあじゃあびりびり(まついのりこ)
0歳絵本の王道中の王道。
「じゃあじゃあ」「ぶーぶー」「わんわん」などの擬音語が多く、
赤ちゃんが声に反応して笑った最初の絵本でした。
ごあいさつあそび(きむらゆういち)
「こんにちは」「いただきます」「ばいばい」など、
生活に身近な言葉を覚えられる絵本。
低月齢の頃は絵をじっと見ていたのが、8ヶ月ごろから
自分から「いただきます」「ばいばい!」と身振りをするようになり、成長を感じられました。
いないいないばあ(松谷みよ子)
「いないいないばあっ!」のタイミングが魔法のような一冊。
この瞬間だけは、泣いていてもニコッとしてくれることが多いです。
世代を超えて読み継がれている理由がわかります。
読み聞かせデビューにもぴったり。
いいおかお(松谷みよ子)
赤ちゃんがじっと見つめる、「顔」に注目した絵本。
表情の変化がわかりやすく、読みながら
「○○ちゃんもいいおかお〜」と声をかけると笑ってくれます。
やさしい色づかいで、夜寝る前の1冊にもおすすめです。
もこもこもこ(たにかわしゅんたろう)
言葉というより「音」と「リズム」を楽しむ不思議な世界。
「もこ」「にょき」「ぱくっ」と、口に出すと癖になる響き。
赤ちゃんも真剣な表情でページを見つめていました。
大人も癒されるアートのような絵本です。
がたんごとん がたんごとん(安西水丸)
シンプルな繰り返しと、心地よい音のリズムが特徴。
乗り物好きな上の子も、赤ちゃんの頃からお気に入りでした。
読み聞かせのテンポが気持ちよく、寝る前の習慣にもおすすめです。
まるで子守唄のような安心感があります。
絵本選びに迷ったら、ロングセラーから始めてみよう
どの絵本も、長い年月をかけて多くの親子に選ばれてきた理由があります。
シンプルで、やさしくて、何度読んでも飽きない。
絵本を通して赤ちゃんと過ごす時間は、
“学び”というより“心の栄養”のようなものだと感じます。
もし絵本選びに迷ったら、まずはロングセラーから始めてみてください。
赤ちゃんが笑ったり、じっと見つめたり――
そんな一瞬一瞬が、かけがえのない思い出になります。
