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0歳赤ちゃんと新幹線に乗るときの完全ガイド|座席・授乳・ぐずり対策まとめ

子連れ旅行

赤ちゃんを連れての新幹線旅行、ドキドキしますよね。
「泣いたらどうしよう」「授乳やおむつ替えはどうする?」と、初めての移動では不安が尽きません。

我が家は、下の子が生後4ヶ月、7ヶ月、10ヶ月のときに、上の子(5歳)も一緒に、家族4人で新幹線約3時間の旅を経験しました。
大人だけならあっという間の時間も、赤ちゃん連れだと小さな工夫が大切だと実感しました。

今回は、実際にやってよかった準備と当日の工夫、ぐずり対策までをまとめました。
これから赤ちゃんと新幹線に乗る方の参考になれば嬉しいです✨

座席選びのコツ

赤ちゃん連れでは、席の取り方がとても大切。
快適に過ごせるかどうかが、ここで決まります。

  • 基本は 指定席を確保
    自由席は混雑しやすく、泣いたときに動きにくくなるので避けたほうが賢明です。
  • 家族3人以上なら、2人席or3人席をまとめて確保
    他のお客さんと隣り合わず、パパ・ママ・赤ちゃんで横並びに座ると安心!
  • ママが窓側に座ると授乳ケープを使いやすい
    隣に家族がいれば、ケープ越しでも落ち着いて授乳できます。
    隣が知らない人の場合は、配慮が必要です。
  • 大人1人+赤ちゃんで乗るなら通路側が便利
    ぐずったときにすぐデッキへ移動できます。

💡授乳予定があるなら「多目的室」の近くを予約

多目的室は、身体の不自由な方が優先ですが、空いていれば授乳やおむつ替え、ぐずり対策などで利用できます。利用の際は必ず車掌さんに声をかけましょう

自分の乗る列車を事前に確認し、多目的室の近くの席を予約するのがおすすめです。
2025年10月現在の、代表的な新幹線の多目的室の場所は以下の通りです👇🏻

新幹線名編成多目的室の
設置号車
東北・北海道新幹線
(はやぶさ、やまびこなど)
(E5系/H5系)5号車
北陸・上越新幹線
(かがやき、はくたか、ときなど)
12両編成
(E7系/W7系)
7号車
東海道・山陽新幹線
(N700系/N700S系)
16両編成11号車
山陽・九州新幹線
(みずほ、さくらなど)
8両編成7号車

📦️大型荷物持ち込みの事前予約について

新幹線への大型荷物の持ち込みルールは、2020年5月から導入されています。これはベビーカー利用の乗客も対象に含まれます。

3辺の合計が160cmを超える荷物(大型スーツケースなど)を新幹線に持ち込む際は、東海道・山陽・九州・西九州新幹線では原則として「特大荷物スペースつき座席」または「特大荷物コーナーつき座席」の事前予約が必要です(通常の指定席と同額)。

ベビーカーは合計160cm以下で荷物棚に収まれば予約不要ですが、「ベビーカーを畳まずに足元に置きたい」「荷物が多い」という場合は、この「特大荷物スペースつき座席」を予約するのがおすすめです。

ポイント: ベビーカーを畳まずに持ち込みたい場合も、この座席を予約しておくと安心です。(予約は「エクスプレス予約」「スマートEX」や駅の窓口・券売機などで可能です。)

予約場所: 一番後ろの座席(座席後方に荷物スペースがある)または一番前の座席(特大荷物コーナーが近い)です。

⚠️最新の情報については、必ずご自身でご確認ください。

乗車時間の選び方

もし時間が選べるなら、

  • 赤ちゃんがお昼寝や授乳で落ち着く時間帯を狙う
  • 混雑しない時間帯(10〜15時頃)を選ぶ

朝夕のビジネスタイムは避けると、泣いても気持ち的にラクです。
我が家はできるだけ「お昼寝のタイミング」に合わせて予約しました。
ぐっすり眠ってくれたときはラッキー!本当にありがたかったです😌

授乳・おむつ替えの工夫

  • 授乳は、ケープ+窓側の席が一番ラク。
    寝てしまってもそのまま抱っこで過ごせます。
  • 多目的室は、空いていれば車掌さんに声をかけて利用可能。
    ただし使用中のことも多いので、必ず「事前に場所を確認」しておくと安心。
  • おむつ替えは乗車前に済ませておくのが基本!
    新幹線のトイレにもおむつ替え用ベビーベッドがありますが、揺れる上に狭く、荷物置き場も少ないです。

💡私の体験談
4ヶ月のとき、多目的室で授乳予定だったものの、予約の利用者さんがおり使用できず。
さらに、車掌さんを探すのにも少し時間がかかりました。駅を出発してすぐは特に忙しく、すぐに対応してもらえるとは限りません。

私の場合は、なかなか車掌さんが見つからず、最終的に車内販売のスタッフの方にお願いして、車掌さんへ連絡を取ってもらいました
来ていただいたものの、結局利用ができない状況。泣き叫んでいて座席にいることはできなかったので、デッキのすみに立ちながら授乳することに。

冬でしたが、車内はとても暖かく、授乳ケープの中は想像以上にムンムンして汗びっしょりに💦
季節を問わず新幹線内は暖房が効いていることが多いので、赤ちゃんの体温調整には注意が必要です。

ぐずり・泣き対策

0歳の赤ちゃんが大人しく過ごすのはなかなか難しいですよね。
少し泣くくらいなら走行音でかき消されますが、大泣きすると焦ってしまいます。

持っていくと安心なものは👇

  • お気に入りのおもちゃ・絵本
  • 音が出ない&落としづらい歯固めやぬいぐるみ(紐で落とさないようにできると良いです)
  • ミルク or 母乳での水分補給

💡我が家の工夫
ぐずったときは、デッキで外の景色を見せながらあやすのが効果的でした。
走行音が大きいので泣き声が目立ちにくく、親の気持ちも少しラクになります。

我が家のおすすめおもちゃ🧸↓

扉を開くとプーさんの仲間たちが出てきて赤ちゃんもニコニコです!

オーボールにガーゼを入れて、引き出す遊びも楽しいです😆

持っていって良かったアイテム

  • 折りたためるベビーカー(軽量タイプ)
  • 抱っこ紐(デッキでの移動時に必須)
  • おむつ替えシート+オムツ用の臭わないゴミ袋
  • ペットボトル用ストローマグ
  • 冷感授乳ケープ(夏の必須アイテム!)

オムツ用ゴミ袋はこちらがおすすめ↓

我が家の体験談とまとめ

  • 4ヶ月:泣いてしまい、ほとんどデッキで抱っこ。腰が痛くて後半はぐったり。
  • 7ヶ月:デッキをお散歩したり、少し寝たり。授乳もスムーズに。
  • 10ヶ月:離乳食を食べたり、窓の外を眺めたり。上の子(5歳)と一緒に景色を見て笑ってくれた。

特に7ヶ月以降は、夫と交代しながら赤ちゃんと上の子を見て過ごすことで、だいぶ気持ちに余裕ができました。
「最初の数回は大変でも、慣れると案外どうにかなる」——これが実感です😊

赤ちゃんとの新幹線移動は、事前にどんなに準備をしても、思い通りにいかないこともあります。
泣いてしまったり、予定どおり授乳できなかったり…そんな瞬間もたくさんありました。

それでも、何度か経験を重ねるうちに、「こうすれば少しラクになる」「こうすれば笑顔で過ごせる」ことが少しずつわかってきます。
そして、周囲には思いのほか親切な方も多く
「大変ね」「がんばっているね」と声をかけてくださったり、赤ちゃんをあやそうとしてくれる方もいました。
そのたびに気持ちが救われ、「きっとみんな通ってきた道なんだ」と思えました。

赤ちゃんが泣いてしまうのを完全になくすことは難しいけれど、
周囲への配慮とできる限りの準備をしていれば、それで十分。
きっと、あなたと赤ちゃんにとっても「少し特別な旅の思い出」になるはずです。

どうか、肩の力を抜いて、楽しい新幹線の旅になりますように🚄💕

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